尿検査や血液検査を受ける時間帯は?
正しい検査結果を得る為に!
皆様からのお問い合わせやご相談を拝見していてとても気になるのですが、動物病院で血液検査や尿検査を受ける際のタイミング。
もちろん突然な体調不良で急いで受診する場合は例外なのですが、年に1回の健康診断や予後経過観察中の検査の際は、毎回同じ条件で行っていただく事をおすすめ致します。
特に尿路結石の経過観察中の尿検査、腎臓病の経過観察中の血液検査にはくれぐれもご注意ください。
毎回の検査を受ける際の条件が異なると、正確な検査結果を得る事が出来ずに、誤った結果に繋がる恐れがあります。
人間の健康診断の際も前日の夜以降は絶食の指示があると思います。同じです。
食後に検査を受けると。。。
腎機能の指標として使用されるBUN(尿素窒素)は食事の影響をとても大きく受けます。
その為、食後に行った血液検査の場合では正確な結果を得る事が出来ません。
例えば、朝ご飯を食べたにも関わらず午前中に血液検査をしたり、置きエサをしているので病院に向かう直前までフードを食べていたりしていてはいけません。食べたフードの内容によっても検査結果に違いが生じますのでご注意ください。
また、キャリーバッグに入ってもらう為におやつを使用する方がおられますが、そのような場合もおやつを食べた後の血液検査となってしまうので注意が必要です。
尿検査に関しても同様です。特に尿のpHは食事の影響を非常に大きく受け、一時的に結晶を生成する場合もあります。
従って、食後に尿検査をしてストルバイトの結晶が検出されたからと言って、必ずしも急いで食事療法を実施する必要があるとは限りません。
再度、空腹時に尿検査を受けたり、画像診断の結果や排尿の仕草や様子をもとに食事内容を決める事となります。
よって、食後の尿検査でストルバイトの結晶が検出されただけ「この子は一生このフードしか与えてはいけません!」と言う食事指導には従ってはいけません。
検査はこのように受けましょう!
急な場合を除いて、血液検査や尿検査は空腹時に受けるようにお願いします。
例えば、午前中に検査を実施する場合は、前日の夜ご飯を食べた後から絶食をし、当日の朝ご飯を抜いて病院に向かってください。また、夕方以降に検査を実施する場合は、当日の朝ご飯を食べた後は何も与えずに病院へ向かってください。真水は与えても問題ございません。真水以外の水分補給はお控えください。
毎回同じ条件で検査を行う事で、その結果を基に今現在どのような食事が必要なのかが分かります。当店にご相談をいただく際も、食後では無く食前(空腹時)に実施した検査結果を教えていただけますと助かります。
尚、検査の目的によっては食後である事が必要な場合がございますので主治医の指示に従うようにお願いします。
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