猫の便秘を解消するフードとは?



なぜ猫には便秘が多いのか?
猫の便秘に対してのお問い合わせは日々寄せられております。どうしてそれ程までに猫の便秘が多いのか。ひと昔前よりも明らかに増加している猫の便秘。今回は猫の便秘について考えて行きたいと思います。




猫の便秘は食生活が原因なの?
食事を摂る事によって作り出されるウンチ。もちろん食生活は便秘の原因になります。当然の事ですね。また、猫の食生活は犬や人間よりもお肉に偏りがちです。もちろん犬や人間よりも動物性たんぱく質や脂質を多く必要としますので仕方が無い事かも知れません。しかし、その食生活が便秘を産み出しやすくしてしまっています。




お肉を沢山食べると便秘になるの?
猫に限らず、犬や人間も動物性たんぱく質や脂質を多く摂取すると腸内の悪玉菌が増殖する傾向があります。腸内の悪玉菌が増殖すると、便の腐敗が進み、便通が悪化し便秘を引き起こしやすくなります。更に便秘を起こす事により、腸に停滞している便が悪玉菌を増殖し、更なる腸内環境の悪化を招きます。こうなると、便秘の問題だけでは無く、免疫力の低下や腎臓病発症のリスクを高めてしまいます。だからと言って猫にとってはお肉は栄養の源。どうすれば良いのか・・・。




便秘の解消には内臓を食べろ!
猫にとってお肉は栄養源と言いましたが、本来猫にとって栄養源となるお肉は生肉です。それも綺麗なお肉の部分だけでは無く、胃や腸などの内臓も大切な栄養源です。小動物や魚などの胃の中には発酵した食材が含まれています。その発酵した食材が含まれている胃を食べる事によって乳酸菌を摂取します。乳酸菌は腸内において善玉菌となり、悪玉菌を減らして善玉菌優位な腸内環境を作り出します。もうお分かりでしょうか。そう、猫は本来お肉をたっぷり摂取しますが、そのお肉には乳酸菌がたっぷりと含まれており、動物性たんぱく質や脂質を多く摂取しても乳酸菌の働きによって悪玉菌の増殖を抑制し便秘になりにくい腸内環境を作り出す事が出来るはずなのです。しかし、キャットフードに含まれるお肉は乳酸菌を含まない為、腸内環境が悪化し便秘になりやすいのです。更に、最近は動物性たんぱく質や脂質が多く含み過ぎているフードが多いのも便秘の猫が増えている要因のひとつでしょう。お肉をしっかり摂取する事も必要ですが、乳酸菌の摂取は忘れずに。

動物用乳酸菌食品H&J・I・N(ジン)(旧名称 JIN)
スパイラルエンザイム生酵素
発酵野菜ミックス