まさかトイレットペーパーが買えなくなるとは・・・。



正しい情報ばかりとは限りません!
新型コロナウイルスに関連する情報が溢れかえっている状況です。マスクや除菌関連の商品が品薄になるのは予想が出来ましたが、まさかトイレットペーパーやティッシュペーパー、紙オムツまでも。デマが拡散したことによる買い占めが原因のようですが、インターネットが普及した現在、どれが正しい情報でどれが誤った情報なのかを見極める力がとても重要な時代にあると思います。




どの情報を信じてよいのか・・・。
当たり前の事ですが、メーカーサイトやショッピングサイトには商品の事は悪く書かれていません。逆に自社製品や取り扱い商品の事をとても優れた製品かのような表現を用いて宣伝します。当たり前です。それが悪いとは言いません。もちろん当店でも取り扱い商品の事を悪くは書いていません。その結果、お客様は「どれが良いのか、何が正しいのかわからない・・・。」となるのです。そりゃそうですね。こっちのサイトでは○○が良い!って書いてあるのに、こっちでは△△が良い!ってなっているわけですから。




メーカーサイトや直販サイトは参考程度の方が。。。
製造販売元や正規輸入元、またそれらの直販サイトには当然のように自社製品の内容に沿った持論が述べられています。例えば、「シニア期にも高たんぱくなフードを!」や「フードはいつでも好きな時間に食べられるように常にお皿に入れておいてください。」など。もちろんそのメーカーではそのような考え方なのでしょうから仕方がありませんが、それが正解だとは限りません。また、「メーカー」や「正規輸入元」などと聞くと、凄く詳しいスタッフが常駐しているとお思いになられるかもしれませんが、意外とあまり詳しくない事が多いです。メーカーや正規輸入元に問い合わせをなされた事がある方はお分かりかと思いますが、自社製品の事くらいしか知らない事が多いです。動物病院では某2大メーカーのフードをすすめて来る事が多いですが、獣医師である先生方はあまりフードにはお詳しく無い事が多いです。お医者様ですからね。栄養士さんではありませんから。メーカーサイトやメーカーの直販サイトでお医者様の格好をした獣医師がフードパッケージを持って「獣医師が推奨!」と言うのを良く見かけますが、あれって効果あるんでしょうか(笑)




結局何が言いたいかと言うと・・・。
ドッグフードやキャットフードに限った事では無いと思いますが、実際の経験が最も重要になると思います。色々なフードを使用したり販売したり、色々な体質の犬猫と接し、色々な結果や感想を見たり聞いたりしないと分からない事が沢山あります。当店はお客様から沢山のご相談やお問い合わせをいただきます。だからこそ知り得た情報も数多くあります。本当に有難い事です。実際に教科書通りにはいかない事も沢山あるのです。わからない事やお悩みがあれば、スマホを一日中見つめるのでは無く是非お気軽にご相談ください。穀物不使用フードのメーカーサイトには犬猫に穀物は必要が無いと書いてあるのは当たり前です。高たんぱくなフードの直販サイトにはお肉をたっぷり摂取するようにと書いてあるのは当然です。メーカーのサイトや直販サイトの情報は参考程度に読み流す方が良いかと。意外に思われるかも知れませんが、メーカーや輸入元のスタッフよりもエンドユーザーであるお客様皆様の方がフードの事は良く知っておられるような気も。