まだまだ暑い日が続くこの時期に気になるあれこれ
フードの保存はどうしたら良いの?
この時期の多いお問い合わせが「フードの保存方法」です。特にドライフードの保存方法にお悩みの方が多いですが、基本的に開封後は冷蔵庫がおすすめです。ドライフードの冷蔵庫保存には様々な意見がございますが、実際に実践した経験からして冷蔵庫保存が最も安心です。尚、1ヶ月程度で使い切れるサイズをご購入なされた場合は、そのまま冷蔵庫保存していただければ問題ございませんが、1ヶ月では使い切れないサイズをご購入の際は出来るだけ小分けをして冷蔵庫に保存していただく事をおすすめ致します。また、冷蔵庫から出してすぐの冷たいフードを与えて大丈夫かと言うご意見もございますが、個人的な経験上では全く問題はございません。尚、未開封であっても高温多湿の場所による保管はフードの品質劣化の恐れがありますので当店では日光を完全にシャットアウトをした、定温(エアコン25℃設定)倉庫でフードの保管を行っております。ご安心ください。
夏バテで食欲が低下しているの?
夏の暑い時期にフードを食べなくなると大半の飼い主様が夏バテを理由となされます。確かに暑い日が続くと食欲が落ちる事があります。でも室内飼育の場合はどうでしょうか?24時間クーラーや扇風機がある環境で、そんなに夏バテをするでしょうか?ここでも個人的な経験上でお話をしますと、私の愛犬・愛猫は夏バテをして食欲が落ちた事がありません。全員が一年中爆食いです(笑)
どうですか?夏バテ以外にフードを食べなくなった原因は思い当たりませんか?水分を摂って欲しいからと言って余計なおやつを与えたり、スープを作って飲ませたり。冷たい果物やゼリー、ヨーグルトなどを少しくらいなら大丈夫かなと与えてしまったり。薬を飲ませるのにに嗜好性の高いペースト状のおやつに混ぜていたり。
夏になると犬の外耳炎が増えるって本当?
昔から良く「垂れ耳の犬は夏になると外耳炎になりやすい!」と言います。でもこれは嘘。垂れ耳は関係ありません。夏も関係ありません。外耳炎の原因は食生活です。食生活が正しければ垂れ耳だろうが、夏だろうが、梅雨だろうが外耳炎にはなりません。原因となる食生活で圧倒的に多いのがパンです。パン以外にもクッキーやビスケットなども原因に。外耳炎以外に手足の指の間を舐めたりもしますが、これらは小麦に含まれるグルテンに反応しているケースが多いです。外耳炎でお悩みの際は、口にしている食べ物の中に小麦が含まれていないかチェックをお願いします。
夏休みやコロナ過などが原因になる事も!
犬や猫は人が家に居ないとおやつを食べる事は出来ません。その為、子供さんが家に居てる時間が長い夏休みや、コロナ過の影響による在宅ワーク、高齢者の方との同居などによって、おやつやご褒美などの間食が増えてしまう事があります。もし愛犬や愛猫のフードの食いつきが悪くなってれば、夏バテや運動不足を原因と決めつけずに、今一度食生活を見直してみてください。きっと原因があるはずです。同じフードを続けると飽きてしまうと言う方も。本来は同じフードを続けると飽きないです。選択肢が無いのですから。あれこれ与えると選択肢が増えて好き嫌いをします。まだまだ厳しい暑さが続くと思われますが、規則正しい食生活で乗り切りましょう!