運動不足なのであれば減らしてください!
暑くなるとお散歩の時間が短くなるので・・・。
夏が近づくにつれて増える言い訳が、
「うちの愛犬は夏になると外が暑過ぎてお散歩が出来ないので、運動不足になって太るのよ~。」
お散歩友達の中にこのような事を言う方がおられませんか?確かに涼しい季節は時間に関係無くいつでもお散歩がしやすく、朝晩1時間以上ずつお散歩に行かれる方も少なくは無いと思います。ですが、夏になると、朝の6時や夜の8時でも暑いので出勤前や帰宅後の時間帯ですらお散歩が出来ない日が続いたりします。そうなると、季節の違いによって、1日の散歩時間(運動時間)が2時間以上も増えたり減ったりする事になり、その結果体重の変動に影響が出る事もあるかと思います。猫の場合でも、暑い夏は動きたがらずに寝てばかりになりがちです。まぁ、猫は寒くても動かないので季節に関係無く寝てばかりですけどね。でも、でもですよ。お散歩が出来ずに運動不足になって体重が増えそうになれば食べさせる量を減らせば良いだけだと思いませんか?
毎日毎食同じ量を与える必要はありません!
これからの季節、暑くて運動不足になるようであれば、まずは間食を減らしてください。おやつやご褒美などの間食の量や回数は減らさずに、食事の量を減らして体重の調整をしようとする方がおられますが、最初に減らさないといけないのは間食の量です。そして、それでも体重の調整が上手くいかない場合は食事の量も減らしてみてください。また、一日に●●gと決めれば必ずその量を与えないといけないと思ってしまう方もおられますが、食事の量は毎日同じ量で無くても構いません。「最近は太って来たなぁ。」と思えば食事の量を減らせば良いですし、「ちょっと痩せ過ぎかな。」となれば食事の量を増やしてあげてください。特に難しく考え過ぎずに対応していただければ結構です。そして、このような機会に「トイレをしたらご褒美」とか「お留守番が出来たらご褒美」「歯磨きを頑張ったらご褒美」などの無駄なご褒美は無くすようにしていただきたいです。
食べさせる量は飼い主様が決めましょう!
運動不足なら食事の量を減らす。太りやすい体質なのであれば食事の量を少ない目にする。太ってきたのであれば食事の量を減らす。簡単な事です。愛犬や愛猫の一番身近に居てる飼い主様が量を調節していただければ良いのです。メーカー推奨の量なんて関係ありません。1日の必要摂取カロリーなんて気にする必要はありません。摂取カロリーが足りていなければ痩せ細って行きます。痩せていなければ食事の量は足りているとお考えください。運動量が少なく感じて体重の増加が気になる場合は勇気と自信を持って食事の量を減らしてください。たまに、一番の楽しみの食事の量を減らすのは可哀想とおっしゃる方がおられますが、太らないように食事の量を減らす事で、愛犬や愛猫が大好きなあなた様と一緒に居てる事が出来る時間(日数)が伸びると思えば、何も可哀想では無いと思えると思います。病気や体調不良で痩せるのを防ぐ事は出来ない場合がありますが、太ってしまう事を防ぐ事は誰にでも出来る事です。適正体重を維持して健康な日々を過ごす事が出来るように、食べさせる量は飼い主様がしっかりと管理をしてあげてくださいね。もし現時点で愛犬・愛猫がぽっちゃり気味であれば、今日の食事から思い切って量を減らしてみてください。食事量が足らなくて栄養不足になったりはしませんのでご安心ください。夏本番までに体重を適正に保ってあげる事で、心臓など身体への負担は大きく軽減されます。今からでも遅くはありませんよ。諦めずにしっかりと調節をしてあげてくださいね。