素早く体調の異変を見抜く方法はこれ!



食欲の有無を見分ける為に!
愛犬や愛猫の体調管理にとって食欲の有無の見極めは非常に大切となります。当たり前ですが。
しかし、その食欲の有無の見極めが難しくなる食生活があります。それは置きエサです。もしくは1日に5回も6回も食事を与えている場合です。
当然ですが、置きエサをしていると、いつでも好きな時に食事を摂る事が出来ます。その為、お皿にフードをつぎ足しをしてもすぐに食べ出さないので食欲が有るのか無いのかを見極める事が出来ません。
また、1日に5回も6回も食事を貰っていると、お腹が空いていなかったり、気が進まない時は食べる事を拒否してしまいます。その為、体調が優れずに食欲が無く、食べる事を拒否しているのか、たまたま気が進まずに拒否しているのかの見極めが難しくなります。
その他にはこんな事も。




それってフードが原因で食べないの?
食欲の有無の見極めと同じような話になるのですが、置きエサをしていたり、食事回数が多過ぎたり、間食を与え過ぎたりしていると、急にいつものフードを食べなくなる事があります。
そのような場合に、多くの方がフードに原因があるとお考えになられます。
具体的な原因としては、「開封後の品質の劣化(酸化)」や「製造ロットの違いによる中身の変化」「暫く続けているので飽きて来た」「粒が小さい(大きい)ので食べにくい」などとお考えになられる事が多いです。
ですが、もしかすると体調が悪くて、いつものフードを食べなくなっているかも知れません。でも常日頃から、食べたり食べなかったりを繰り返していると、食べない原因を体調の悪化による食欲不振とは考えにくくなってしまうのです。




間食を与えずに1日2回の食事を徹底していると!
当店が推奨している1日2回の食事を徹底していると、お皿を差し出したにも関わらず食べに来ないと言う事は有り得ません。
また、フードが酸化していたり、製造ロットの違いでにおいや香りが違うからと言う事で食べないと言う事もありません。出されたフードは絶対に食べます。
と言う事は、食事の時間になっても食べに来なかったり、お皿を差し出しても食べないようであれば、間違い無く体調不良による食欲不振です。
食べない原因をあれこれ考える必要は無く「食べない=体調不良」です。
その結果、素早く受診をしたり、必要な処置をする事によって、対応の遅れを解消する事が出来ます。
特に、「猫は好き嫌いをして当然」「猫はダラダラ食べるのが普通」「猫は一気に食べる事が出来ずに少しずつ食べる」などの誤った思い込みをされている方が多くおられますが、正しい食生活を実践出来ていれば、猫もお皿を差し出した瞬間にガッツいて食べます。それもどんなフードを差し出してもです。粒の大きさや形、硬さ、においなんて関係無く何でも食べます。
フードに好きも嫌いも好みもありません。お皿が空っぽになるまで夢中になって食べます。なので、食欲が無くて体調に異変があれば直ぐに気付く事が出来ます。
とても大切な事ですので是非1日2回の食生活の徹底をお願いします。