そんなに食べなくても大丈夫ですよ!
ご飯の量って悩みますよね。お問い合わせも非常に沢山いただきます。特に初めて犬猫と生活する方や、子犬・子猫の時は気になります。必要よりも少な過ぎて栄養失調や発育不良になったらどうしようと・・・。お気持ちはわからなくはありませんが、でもそんなに難しく考える必要はありません。確かに成長期となるとしっかりと栄養を摂らせないといけないと思ってしまいます。しかし、例えばの話しになりますが、「小学生1年生の男の子の晩ご飯の量」って適当ですよね。適当って言葉は聞こえが悪いですが、適当で良いのです。だって正解なんて誰もわからないのですから。犬猫も同じです。痩せてれば量を増やし、太っていれば量を減らす。それが答えになります。必要な量よりも少なく与えてしまっていても、そう簡単に栄養失調や発育不良になんてなりませんのでご安心ください。
好き嫌いをする子には徹底した我慢比べを!
フードを好き嫌いをする子。正確には好き嫌いをさせてしまう飼い主様ですが。本来、犬も猫も好き嫌いをしません。何でも食べます。でも多くの犬猫達が好き嫌いをしてしまいます。原因は飼い方です。好き嫌いをしない犬猫とお暮しの飼い主様は、別の犬猫と暮らしてもその子達は好き嫌いをしないでしょう。逆に好き嫌いをする子とお暮しの飼い主様は、別の犬猫と暮らしてもその子達は好き嫌いをするでしょう。好き嫌いは犬猫の性格が問題ではありません。飼い主様の向き合い方が問題なのです。今、好き嫌いをしてしまっている犬猫とお暮しの飼い主様は、改めて考えてみてください。思い当たる節はございませんか?可愛がる事はとても大切ですが、甘やかしてはいけません。可愛いからこそ甘やかしてはいけません。良く食べるフードを探すのでは無く、探したフードを食べさすのです。初め嫌そうにしても我慢をさせれば必ず食べます。
フードは思い切って切り替えてもOK!
新しいフードを試す時に「1週間程度掛けて徐々に」とお思いの方が多いと思います。確かにお腹が弱い子の場合はそのような事も必要かと思いますが、大半の子の場合はその必要はありません。特に、食いつきが悪いからと言う事で新しいフードを探している方の場合は、新旧のフードを混ぜながら徐々になどは必要ありません。一気に切り替えてください。そして「今日からあなたのご飯はこれ!」と強い気持ちで向き合ってください。新しいフードに慣らす為に混ぜながら切り替える必要はありません。新しいおやつを与える時に今まで食べた事のあるおやつと混ぜたりしないですよね。人間が外国に行って現地の料理を食べる時に日本食と混ぜたりしないです。そんなに慎重になる必要はありません。どのサイトや書籍を見ても必ず「フードの切り替えは少しずつ混ぜて」と書かれていますが、当店ではあまりそれを推奨しません。
生後3~5ヶ月程度で急に食べなくなる?!
生後1~2ヶ月の子はとても良く食べます。何でも食べます。健康であれば。でも生後3~5か月程度で徐々に食べるスピードが遅くなり、場合によってはご飯を残すようになります。原因は幾つかありますが、生後3ヶ月位からおやつやしつけのご褒美を与えだして、口が肥えるのも一つの原因になりますが、おやつやしつけのご褒美を与えていない場合でも発情が原因でそのような事が起きる場合があります。メス猫なら変わった声で鳴いたり、オス犬なら腰を振る仕草をしたり。そのような時には自然と食欲が低下します。そのような場合は無理に食べさそうとしないでください。数日で落ち着いて食欲は戻りますし、時期が来て避妊去勢手術をすれば無くなります。なのに、その時にフードを変えたり、嗜好性の高いトッピングをしたりすると、それが癖になり発情が関係の無い時でもフードの食いつきが悪くなります。体調によって食欲が落ちる事は人間同様に犬猫にもありますので。
他にもご飯の与え方などにお悩みの際はお気軽にご相談ください。お待ちしております。